2024.12.23 - Mon
生活に欠かせないベアリング部品を
世界に誇る特許技術でつくる
金子精機とは?
金子精機株式会社は、世界最高水準の「日本製高精度ベアリング」を支える技術力を持つ企業です。
1973年(昭和48年)に日本精工株式会社の協力工場である中部精工株式会社の主力協力工場として
設立以来、地道な技術研鑽と技術開発を重視しています。
また、地元での継続的な雇用の創出に取り組むことで、安定した企業として地域社会に貢献。
新卒採用などを通じて若手人材の育成にも注力し、地域経済の発展に寄与しています。

SERVICE 事業紹介
金子精機は、自動車やモーターなどの産業に不可欠なボールベアリング部品を中心に製造しています。
当社が世界で初めて成功した製法は、ベアリングの内外輪を一連の工程で自動的に分離圧造する鍛圧製造法「熱間フォーマーにおける内外輪同時製造装置」です。この画期的な製法は、日本および世界各国で特許を取得しました。

PRODUCT 製品概要
金子精機でつくる製品は、長さ8m・直径1.8cm〜3.8cmの鋼材を鍛造→切断→加工した、
ベアリングの内輪・外輪のベースとなる部品です。
私たちは高精度な内輪・外輪を小径から大径まで製造するために、高品質な加工技術だけでなく、
自動化による改善も行っています。これにより、海外生産にも負けない競争力のある製造ラインを確立しています。
代表的な工程フロー
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熱間鍛造
熱間鍛造は金属を高温で加熱し、鍛造機で形状を作ります。高温での加工により、金属の加工性が向上し、複雑な部品を製造するのに適しています。
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熱処理
金属組織の安定化を目的として無酸化による球状化焼きなましをします。
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冷間転造
小さく鍛造した製品を大きく引き伸ばす事で歩留まりを向上させます。形状や寸法を精密に調整する事で、寸法精度が向上します。
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平面粗研磨
表面の不均一や凹凸を取り除き、平滑な表面にする工程です。寸法精度の向上、耐久性や機能性を高めます。